映画「母と暮らせば」

井上ひさしさんの原作で、
山田洋二監督の映画、
「母と暮らせば」を見た。

印象に残っているのは、小2の女の子が、
父の戦死を知らされても、泣かないシーン。
おじいちゃんに泣いてはいけないと言われてますから。
と淡々としゃべる。

書いてるだけでも、泣けてくるわ。

ちょっと、東京物語にも似てると思った。

最後の終わり方が、良かった。
とても人のいいお母さんが、
最後の最後に本音をこぼしてしまう。
聖人なんて、いないんだよな。
みんな、生身の人間なんだよなって思えた。

いい映画だった。