2017-01-04 映画「母と暮らせば」 映画・本・テレビ 井上ひさしさんの原作で、山田洋二監督の映画、「母と暮らせば」を見た。印象に残っているのは、小2の女の子が、父の戦死を知らされても、泣かないシーン。おじいちゃんに泣いてはいけないと言われてますから。と淡々としゃべる。書いてるだけでも、泣けてくるわ。ちょっと、東京物語にも似てると思った。最後の終わり方が、良かった。とても人のいいお母さんが、最後の最後に本音をこぼしてしまう。聖人なんて、いないんだよな。みんな、生身の人間なんだよなって思えた。いい映画だった。