星野 源 のエッセイより

雑誌「ダ・ビィンチ 2016.12月号」で星野源さんが、書いてた。

 

「俳優というのは大変な職業だ。

 自分の思っていることでなく、

 人が書いたセリフをしゃべる。

 好きでも無い相手を愛したり、

 嫌いでもない人を傷つけたり、

 体験したことのない職業になる。

 常に嘘をつき続ける。

 人気が出れば、チヤホヤされ注意されることがなくなる。

 そして、そんな環境の中で、

 数が非常に少ない椅子取りゲームを、

 他の俳優相手に延々と繰り返さなくてはならない。

 そんな精神状態のなかで、

 普通の感覚を持てる人は本当に少ない。」

 

俳優さんを、そんな目でみたことなかったな。

椅子取りゲーム・・・。

競争・・・。確かにそうなのかも。

 

それに比べ、作家や作曲家、作詞家、画家、

クリエイティブな仕事は、実力主義って感じで、いいな。