テレビ「われら百姓家族 遺書」をみた
最初の放送は、18年前。
兵庫県の山村で、父と子供6人が自給自足生活している。
シリーズ化しており、私は、半分くらい見れてるかな。
「北の国から」や「金スマのヘルムート」の、リアル版って感じかな。
末っ子の双子は、小学校も行かずに畑や家畜、家事全般を、こなしていた。
10歳の女の子が、鶏の毛をむしり、父親に鶏肉の刺身を作っていたのが衝撃的だった。
それから、18年が経ち、みんな成人になった。
父は、がんに侵されたが、
治療はせずに山村で一人暮らし。
父の最期には、
近くに住んでいる兄弟たちが入れ替わりで、
24時間看病していた。
そして、父は死んだ。
私には、この父は傲慢にしか思えなかった。
そして、父の言うことを従順に聞いて、
父の理想とする自給自足生活を、
ずっと手伝ってきた長男は、
父が死んだ後、
妻の実家の鳥取に引っ越してた。
子供達を、きちんと小学校に通わせたいからと言っていた。
長男は、ずっとずっと我慢して
生きてきたんだろうなぁ。
やっと、父から解放されて良かったね。
こころから、そう思った。
今回、父が死んだから最終回なのかな。
最後の最後に、長男の本当の気持ちが分かって、
安心したし、
これぞ、ノンフィクションやな!って思った。