映画「嫌な女」を観た

生真面目で、人と距離をおきたがる弁護士役の吉田羊さんと、

底抜けに明るく、お金のために男を騙して

イチコロにさせる木村佳乃さん。

 

2人は従兄弟同士で、何十年ぶりに出会って、

吉田羊さんが少しずつ変わっていく。

 

黒木瞳さんが監督。

色んな手法があって、

話の展開もトントン進んで面白かった。

 

人って、白、黒じゃなくて、

みんなグレーなんだなぁ。

白寄りグレーか黒寄りのグレー、まだらグレー。

100%善人、100%悪人なんていないんだ。

って思った。

 

表面だけでは、

その人の考えなんて分からないし、

その人が、幸せかどうかも分からないもの。

 

そんなことを感じた映画だった。